2011年2月2日水曜日

全十字靭帯断裂の顛末その一

其れは、余りにもしょーも無いタイミングで起こった。
去る一月三十日、富山県がとんでもない様な大雪に見舞われている時、
蔵王では、その前の日より少し雪の量が増えて、スキー場のコースの
脇には所どころパウダースノーが残っている状態だった。
前日とりあえず、たくさんのコースを滑って、
今日はその中から、おもしろい所を集中的に滑るつもりで
コースにでた。
ゲレンデは時々ガスがでたが、滑走に支障が出る程でもなく、
晴れているよりむしろ、少し悪天候の方がテンションが上がる自分は、
調子もいいと感じていた。
何本目だったか、たぶん、三本目だったと思うが、
コースの半分以上降ってきて斜度もかなり落ちてきたあたり。
コースが開けて、反対側の端にまだパウダーが残っているので、
そこをめがけて滑っていった。
パウダーの中で何ターンかした辺、丁度スピードがノリはじめた、
その時、左脚のスキーが何かにぶつかって、
およそ想像もしない方向へ持っていかれた。
反動か何かはわからないが、前方に倒れながら、
確実に膝が非常に熱くなって、
ノビたか、切れたかした事は直ぐに悟らされた。

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